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西アフリカの基盤産業である農業・漁業の復興のため、また教育の再建のため、日本では使えなくなったさまざまな道具・機械・器具、および技術指導のできるスタッフを求めています。とくに漁業に関しては、理事長・佐藤務を中心に国内の漁協関係者の助力も得ながら、漁船や漁網、そして定置網漁などシエラレオネで適用できる漁法の調査を進めています。
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私たちAHDSIは、漁業・農業を中心とする第一次産業の技術を発展途上国の人たちに伝えることを最大かつ最初の目標とする援助団体です。漁業と農業の安定はその国と社会に食糧供給の安定をもたらします。これによって人々の栄養状態は改善し、病気との戦いに打ち勝てる身体を持ち、生活が安定し、社会の継続と維持が可能になるのです。
シエラレオネの平均寿命は世界最低です(1999年国連統計による:*1)。私たちの漁業と農業の援助は、この状態からの脱出を保障することからはじまっています。 |
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漁業や農業による産物が安定して供給されると、その流通が課題となります。これが私たちの援助の第二段階です。
しかし、熱帯地方に属するシエラレオネでの生もの、とくに魚類の保存は容易ではありません。安定的な電力の供給への懸念から、冷凍・冷蔵庫をすぐに建設するというわけには行かないのです。そこで私たちは、せめて数日間、農村部から都市(フリータウン)への輸送時間だけもってくれれば良いように、塩や酢を使った保存方法の開発を試みています。また、電気を使用しなくとも水や風によって一定の低温を保つ冷暗所の建設を模索するなど、技術的な検証を続けています。 |
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海や畑からとれたものをそのまま保存して流通させることに加え、加工食品にして流通させることが第三段階です。これにより、食品加工業においても安定的な雇用を生み出すことができ、女性も含めたあらゆる人々に仕事が行き渡ります。こうして生産と流通・消費が結びつけば、より安定した社会が構築され、この社会の人々は自立して生活を営むことができるようになると考えています。
この段階に来て初めて、私たちの目標は一応の達成を見ます。かなりの年月を必要とするでしょう。しかし、ここまで活動を継続すれば、支援した社会は自発的に継続的に、発展のスパイラルに突入していることでしょう。
ここまでのいずれの段階においても、あくまで私たちの支援は人材育成がベースであり、物資や金銭的な援助はそのための補助として位置づけます。活動は、継続して行わなければならないのです。
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